新ミルガウスの登場:ミルガウス・パニック

2007年におけるミルガウスの動向

インターネット上を騒がせた新ミルガウスは、やがて一般メディアーつまり日本の時計雑誌に登場するのに約1ヶ月を要しました。

発売日の関係から最も早くこのモデルを掲載したのは2007年5月に発売されたWatchBeat誌であろうと思われます。

その後その月の終わり頃、定価としてRef.116400は73万円である事が判明。
しかし、この時点では「入荷時期はいつ頃になるのか?」
は全く不明でした。

この年の夏の終わり頃、「初入荷は10月」との情報がごく一部の販売店から流れた事もあり、問い合わせの頻度は一時的に非常に高くなります。
しかし、肝心の現物がなかなか目にするまでにもう少し待たされる事となります。

唐突にRef.116400の黒文字盤の入荷が2007年10月29日ですから、初めての入荷まで実に5ヶ月がかかった事となります。
場所は、大阪心斎橋のコンプリート。勿論売り切れです。

2007年の終わり頃から、ごく少数ではあるもののRef.116400GVの入荷がはじまっていますが、入荷情報が流れるやいなや即売り切れてしまうためほとんどの人は入手できないまま2008年となります。

ミルガウス復活の衝撃

2007年4月11日(日本時間)、開催中であったスイスバーゼルでのフェアで、アンティークが高騰を続けていたROLEXの耐磁性能特化型モデルミルガウスのニューモデルが発表されました。

もはや幻のモデルとなっていた初代ミルガウスのイナヅマ針をモチーフに採用している事が特に大きなインパクトを市場に与え、時計ファンが世界中から集まるサイトTimeZoneにこのニューモデルに関するレスが急速に立ち始めました。

また、この年は新しいモデルであるヨットマスターⅡやセラミックべゼル搭載のGMTマスターⅡが同時に発表されたこともあり、日本ロレックスのサイトはしばらくアクセスできない事態となりました。
こうした未曾有のパニックはそう毎年起こるものではなく、いかに新ミルガウスが市場に影響を与えたか、を物語っています。